☆映画の様な映像、脚本はまひなの心の変わっていく様を細かく描いて応えるまひなの柔軟な演技が素晴らしい。朝食後の舌ペロ、ラストの顔、忘れられない。#月島さくら @sakuratsukisima さん客演 2023/06/18
一瞬で泣く演技
初の芝居もの、3時間。姉の婚約者を誘惑する話。わあこれは、と思ってみ始めたんだけれど、ぶっきらぼうにしゃべったり、やたらとお姉ちゃんはどうだとか言う“まひな”に、どうものれない。シスターコンプレックスとか、秘めたものあるのだろうけど、これ、単に性格悪いんじゃねーの、なんか内面が外見に出てるようで、見知ってる「天音まひな」のいいところが感じられない。目なんかほっそいし、唇の端を歪めて嗤ったり、とんがらかせたり。これが小悪魔って言えるのか？演技してるんだといえばそうなんだろうけど。
様子が変わるのが入浴シーン。ここまで、しどろもどろしていた”お兄ちゃんが初めて、
自分から動いて まひな のとこ来る。嬉しさが伝わる目、手、笑い声。フェラするシーンでも、イマラとかそう言うのないけど瞳、潤んでるし、変な声でため息付いている。
続いてイチャイチャしてると、姉から電話。浮気なんかしてないよ、と話している“お兄ちゃん”をみて「一瞬で泣く」みたいな顔する まひな ここはものすごく愛おしくなった。
すごい顔してるんだわ（天音まひなすごい）そして前半の まひな も空っぽのココロみたいなの埋めようとして、でも器用に振る舞えないでいる哀しい娘なのかなと。好きなお姉ちゃんの好きなものが好きでいても、求められることはないだろうと思ったらそうじゃなくなって、嬉しかったけれどやっぱり現実は現実で。
別れの前の最後の雰囲気。どっちが好き？に「まひなちゃん」と聞いて“最低だね”そこからは、身体開いて預ける様に、そして気持ちの入った絡みがみれる。もの凄くエロい。そしてせつない。「出会ってしまった」とイケナイ経験した全ての悪い奴は、身につまされるよに、感じるものあるんじゃないかと思う。傑作。
